コーポレートガバナンスコードは成立から3年毎に改訂を行い今年は2回目の改訂の年だ。

コーポレートガバナンスコードの内容については評価できるものだと思っている。

ただ、取締役の女性比率が高くないということが最大の多様性の問題としているのは、それ自体は良いとしても、より広い多様性についても盛り込むべきだろう。

職業、年齢、人種、業界や個人の経験など、その人の表面からはわからない多様性を秘めている方々はたくさんいる。

大学でコーポレートガバナンスの講義をさせていただいているが、学生も日本の多様性問題の代表が女性ということに驚いている。

コーポレートガバナンスの授業では不正のない企業の見分け方を知るため、就活に役立つよう当該企業が不正がないかということを念頭に授業を受ける学生もいる。

コーポレートガバナンスを意識する若い世代が増えている。

日本のコーポレートガバナンスコード成立の背景には、外圧やアベノミクスや議決権行使会社の影響があるが、せっかく生まれたコーポレートガバナンスコード。これを発展的に利用するいい機会だと思う。