当社に、ライブドアの金融グループ全社の売却案件が持ち込まれたのは確か今年7月ころだった。LDFG(ライブドアファイナンシャルグループ)を150億円で売却したいとのこと。

この案件もそうだが、M&Aの案件は突然やってくる。奇妙なことに今回は、回りまわって当社に持ち込まれ、しかも守秘義務契約すらなかった(だから、このブログにも書いているわけだが)。したがって、これは他社にも持ち込まれている気配は十分感じられた。

LDFGの要望は、きちんとした経営をされているオーナー系の事業法人に買っていただきたいということだった。金額が大きいだけに10社程度の法人に絞り、さらに先方の要望で3社にお話をした。1社はまったく関係ない業態だったので、すぐ結論が出た。狙いを定めた2社は可能性が高いと思っていた。しかしながら、既に、他社からこの情報が入っていた。いろいろな状況の変化もありこの2社も条件が合わなかった。

そのころから当社はもうこの案件は徒労に終わると思っていた。そして忘れることにした。

結局最後は、LDFGの当初の要望先とは異なった業態の企業に買われることになってしまった。

検察に行ってしまったデューディリジェンスの資料もあり、非常に値段のつけ方がむずかった案件であったであろうと思う。