カテゴリー別アーカイブ: 証券業務

証券業界の再編

1月は、証券会社の経営者からの嘆き節を何度か聞いた。
3月末の自己資本が心配なのだ。

単独で生き残れない場合は、同業もしくは異業種と組むという選択が重要となってくる。

3月末まで当社もいろいろと証券業界の再編で考えないといけないことが多い。


 

「証券アナリストジャーナル」を振り返って

年末の掃除で過去何年か分の証券アナリストジャーナルを廃棄することにした。

ぱらぱらとめくってみると、近年ページ数が減少していることに気づく。
証券業界から人が減っているのかな、と実感。

ヘッジファンドやソブリン・ウエルス・ファンド、イスラム金融、国際会計基準
などの特集が目を引く。

当分はこのようなファンドや証券市場が活況を呈するようなことは、
一部のヘッジファンド以外はないだろう。

昨年は米国のダウ平均こそ、少しは上がったが上海市場はかなり落ち込んだ。
上海に上場するローソンは大丈夫かとか、
中国の不動産バブル崩壊はどうなっていくのか、とか、
日本の金融機関がパンパンに買い込んだ日本国債は最後は破裂しないのか、とか
負の思考にどうしてもいってしまう。

この数年のアナリストジャーナルに投稿された論文の数々、
う~ん、残念ながら、なかなか今の世の中には役立っていない。


 

株式上場を目指される経営者へ

昨年、新規上場企業数が若干増加し、
また香港などでの新規上場企業の様子を見て、
今年、新年の決意として、株式上場を目指すことを決めた経営者も
おられると思います。

株式上場には、当然のことながら、業績、コンプライアンス、
予算制度などなど今までに経験したことのないようなことを
整備していかなければなりません。

当社も、今まで、何社かお手伝いしてそれらの企業は上場を果たされました。

ここ数年で上場する際に重要なことは、
実態のあるコーポレートガバナンス、
真のコンプライアンス、
タイムリーディスクロージャーのできる体制づくり、
だと思います。

上場企業の社外取締役をさせていただいて思ったのですが、
上記3点は、思いのほか難しい。
社内全体をきちんとした方向にもっていく経営をしていかないと、
経営者一人ではどうにもならないことがある。

これからの上場は、経営者は業績だけよければいい、
と思っていたらだめな時代ですね。


 

上場企業に規制強化か

昨日のオリンパスネタの続きですが、
今回、損失補てんの騒ぎがあったので、
こういった事態をなるべく事前に規制しようという力が
必ず金融庁や証券取引所で起こってくるのではないかと思われます。

そうすると、ひょっとしたら、全上場企業をチェックしようという動きになって、
財務監査がより厳しくなり、また監査にかかる費用がかかるのではないかとびくびくです。
公認会計士協会が動き出したようですが、今回のケースがイレギュラーであればよいのですが。
最悪上場予備軍がまた減少してしまうでしょう。

せっかく上場志向企業が増加しているので、
水を差さなければいいな、と思います。


 

今求められるリーダーシップ

世の中が変革している時代、
どのようなリーダーシップが求められるのであろうか。

自分の考えをまわりの人に命令するリーダーは今は求められていない。
最近、会議の進め方について執筆した時にも触れたが、
今のリーダーシップには、人にものを聞くことが重要だ。
人にものを聞きながら、自分のリーダーとしての能力を高めていく。

様々な人に物事を聞いていくと、いろんな意見が入ってくる。
それらの意見を聞いて、自分の考えを研ぎ澄まされていく。
信念をもったら、人を動かす。

このようなリーダーシップを持つことが重要だろう。


 

ファンドのGP

バイアウトファンドを始めて間もないケースで、
トラックレコードがない場合は、
ファンド資金を募集するのが厳しい。

本当にきちんと運用してくれるのか、
ファンドマネージャに投資家も入れてくれるのか、
など様々な問い合わせがくる。

多くの場合、GPの経営者の過去の経歴、
バックグラウンド、人格、得意分野など仔細に聞かれる。

しかも今は金融関係に関しては、規制が厳しくしかれている。

新設ファンドは、なかなか難しいが、
バイアウトファンドというわけではないだろうが、
東関東大震災で、小口ファンドの募集があちこちでなされているようだ。
きちんとディスローズされたファンドであってほしい。


 

香港上場

香港証券取引所は、IPO数では世界で最も多い市場だ。

日本の企業でも香港上場を目指す企業も増えてきている。
当社でも海外上場の支援をしており、特に、アジア地域の上場の相談が多い。
今日は、香港から弁護士の方が来られ、
一緒に香港上場の支援をしてくださるという。
ご興味がございましたら、お問い合わせください。
info@fukuda-ir.jp
まで。

 

世界的な強権政治への反乱と日本の上場企業の株主

中東から始まった圧制政治へ民衆が立ち上がっている。

状況は違うが、国内政治は人気がない。
日本の内閣は、強権と反対だが弱くて頼りなく見える。
これから、株主総会のシーズンが始まる。
情けない経営者に立ち上がる株主が去年より増加傾向にあるらしい。
外資系ファンドはひっそりしているが、国内の株主が、
企業の経営者が経営をしているかどうか見守っている。
つまり、経営者が経営をしていない上場企業がある。
トップ対ステークホルダーという意味では、
よく似ており、民衆や一般株主は立ち上がり、
トップがますます大変な時代になってきた。

 

証券仲介業の時代になるのか

私がイギリスに住んでいたころは、

会計士や弁護士が投資信託を売っているのに感心した。
米国では上場している証券仲介業がある。
ある証券仲介業者からお声がかかったこともある。
日本はまだ証券仲介業、IFAがそんなに根付いている気がしない。
しかし、生涯にわたる資産形成を、転勤しがちな金融マンではなく、
信頼のおける仲介業にお願いしている家庭が増加しているようだ。
日本では、証券を仲介業者が販売していく傾向になるのではないか。
お客様に身近なのは、やや敷居の高い証券会社より、
様々なことを相談ができる証券界仲介業者のような気がする。
相場がなんとなく回復傾向で、IPOも復活気味の中、
証券で運用する方が、さまざまな情報を入手し出した。

 

MBO急増中

上場企業のMBOが急増しているようだ。

大手企業が続々とMBOに踏み切る。昨日も日経に発表があった。
最近、上場企業の社長に会うたびにMBOをするつもりかどうか確認している。
上場の際にIPO、IRのお手伝いをしたことがあるからだ。
ほとんどの社長はそんな気がなく、上場を続け、
将来はステップアップも、と考えている。
MBOされる企業は、やはり上場していることに
不便を感じたことが少なからずあったのだろう。
当社は、仕事柄、海外の証券取引所も含めた市場の、
上場予備軍の企業の経営者にお会いすることが多い。
おかげさまで、今の時代でも少なくとも毎年1社は上場支援に携わることができている。
MBOも、委任状勧誘という側面ではご支援をさせていただいている。
ただ、海外上場、海外本社移転などを考えている企業は多い。
「国内」、にこだわっている企業は少なくなった。