上場会社の社長の負荷

昨晩はM&Aのセミナーに出席した。

今回は、聴取者としての出席だ。

これからの企業経営者の夢は、

上場することではなく、どうやって上場廃止をするか、

だと言っていた。うまいことを言う。

確かに、上場会社の社長にはかなりの負荷がある。

先日は経営者にはIRの義務があることを書いたが、M&A、ここでは、

買収される側の企業経営者の負荷のことだ。

最近はブルドッグとスティールの争いで、

やれ、高裁の判決は踏み込みすぎだとか、裁判官がスティールを

グリーンメーラーとみなした、とか非難しているが、

どちらかと言うと株主の権利からの主張が多い。

株主には確かに、さまざまな権利がある。

また、そのため上場企業は第三者委員会を設置すべきだと言う議論があるし、

一方では第三者委員会は経営者の責任放棄だと言う意見もある。

しかしながら、自社がM&Aの危機にあった際は、経営者は自分の経営のミスが

とがめられたとして買収防衛策に走るのは必然だ。

株主の権利は重要だが、株主が何を考えているか表明する義務も必要だと思う。

上場企業の現場の意見があまり知られず、買収行為そのものに

スポットライトが浴びているのは残念だ。

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