社会人大学院の学者は何を教えられるのか

先週、ある大学院で、資本政策のセミナーがあるというので、早速聞きに行った。

残念ながら、私の知っていること以下の内容しかなく、指摘をすべきところがいくつもあった。

教授が何を研究し、どのような方法で研究するのか、

これらがマネジメント教育に直接影響を及ぼす。

自分が知る知識だけを教える傾向が強いため教授の研究を中心とした内容が

カリキュラム化されやすい。

幅広い視点と多種多様な能力を持ち合わせた教授陣たちが、

見た目には簡単に解決できる問題を含んだケーススタディを分析し、その中に隠された

戦略、経済性、競争、ヒトや社内政治に係る複雑な要素を

一つ一つ解き明かしていくということがない。

彼らが、現実の組織の中でマネージャーやコンサルタントとして働いた経験がほとんどなく、

若い教授陣のなかにはビジネスマンの知り合いさえあまりいない。

ビジネススクールの経営学者たちは、企業が抱えている問題よりも、

学術論文について詳しいことが事実となっている。

残念なことだ。

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