機関投資家と上場企業との面談に二万ドル

少し古い記事だが、ir magazineや、Financial Timesによると、
機関投資家が、上場企業の幹部との面談のために二万ドルも
証券会社のCorporate Accessに支払っているとのことらしい。
http://www.irmagazine.com/articles/corporate-access/19466/corporate-access-shake-up/

無料のロードショーなどないなどと、証券会社のコーポレートアクセスの部署は言っているらしいが、
1時間の企業幹部との面談の設定に二万ドルも支払っているとしたら、
資金提供者はかなりのショックだろう。

私が20年以上も前にシティーにいたときは、よくソフトダラーの議論があった。
たとえば、証券会社が機関投資家に情報サービスをするがその対価はどうすべきか。
有料か、無料でその代わり株式の注文をもらうのかなど、ソフトダラー問題の議論は多い。

ただ、今回の話題というのは、IR会社にしても、アポのアレンジ、ロードショーの設営などの
フィーに対しても考えさせられるところだ。

それにしても、日本でも、外資系証券会社が様々なイベントを上場企業に対して無料で行っている。
これらも、結局は機関投資家の売買手数料に上乗せされているということか。

この記事はカテゴリ:IRに投稿されています。パーマリンクをブックマーク