札幌農学校のクラーク氏の冒頭の言葉は知られているが、そのあとのせりふは
案外知られていない。
Boys, be ambitious. Be ambitious not for money or for selfish
aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame.
Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.
金銭を追うな、利己的になるな、名声を追うな、
人としてしかるべきことを達成するために待望をもつべき
ということである。
学校にふさわしい言葉だ。
社会人になっても、この精神を貫けば、悔いのない人生を送れるような気がする。






ご無沙汰しています。
実は、私もクラーク博士の言葉の全文と言うのは、(不勉強にも)福田社長のブログを見るまで知りませんでした。
でも、改めて全文を通読してみるといい言葉が並んでいますね。
私が興味を持ったのは「人としてしかるべきことを達成するために待望をもつべき」と言う部分です。文字通り「Boys be ambtious」の部分ですが、
この部分は、宗教(キリスト教)的価値観に基づく「然るべきことの達成」
とも読めますが、学生個々が目標を定めて、その達成に向けて待望を持つべき…と解釈する方が自然でしょう。
西洋人…とくにアメリカ人を見ていると、「物欲・金銭欲」や「名誉欲」が強い様に感じますが、一方で宗教への帰依の度合いも非常に大きく、今でも宗教的な価値観をしっかりと持っている人が多いのに驚きます。「絶対的な価値観である神への信仰」が人間としてのバックボーンを形成しているのだと思います。
翻って、私を始めとする現代の日本人の中でクラーク博士の言葉に象徴される様な人間としての価値観がどれだけ自覚され、実践されているでしょうか…?
人間にとって、金銭(富や成功)を追求し、「自分や家族だけは幸せになりたい」と願い、「社会で成功して名声を得たい」と思うのはごく当たり前の欲求であり、これらの「欲望」や「意思」が文明を切り拓く要因の一つとなったのは間違いのない事実だと思います。
ただその様な俗世間的な価値観の他に、頼るべき「絶対的な価値」を持てるか否かが人間としてのアイデンティティ形成の差になっている様な気がしています。
現在の経済・政治・国際関係の大変動の中で日本人としてのアイデンティティが問われる中、我々はどの様に世界と向き合っていくべきなのでしょうか…?
ご指摘ありがとうございます。
実はクラーク博士の英文は結構美文ではないかと思っているわけです。
また、宗教的なお話をしますと、ブッシュ氏もオバマ氏も就任式には神に誓って就任しているわけです。米国も政教分離は徹底しているのにです。
日本では、宗教はあまりにも胡散臭くしがちです。
この問題、深いですから、是非、鈴木さんの会社の交際費で飲ませてください(笑い!